三国志の御菓子

p_it_sangokushi絢爛たる人形美術で人々を魅了したNHK人形劇「三国志」は、人形美術家・アニメーション作家 川本喜八郎氏の代表的な作品として知られております。

平成19年3月に「飯田市川本喜八郎人形美術館」が開館して以来、川本先生には当店の和菓子をご愛顧いただきました。その恩返しをと考え、美術館に見学にこられる皆様に菓子のまち飯田にちなんだお土産をと相談したところ、「僕は人形が食べられるのはかわいそうだから・・・」と微笑まれ、「お菓子は《孔明の羽扇》でどうですか」と、「ラフ」と「銘」をいただきました。

その「三国志」孔明の羽扇は川本先生が亡くなられて5年後、生誕90周年となる2015年の夏に、約束通り落雁「三国志」となりました。「三国志」の銘の字は、川本先生の自筆によるものです。また、「孔明の羽扇」の形、パッケージ等、川本プロダクションの協力をいただきながら、落雁「三国志」の完成に至りました。

300年の歴史を育む人形劇のまち飯田が、孔明の羽扇と共にこれからますますの発展をとの願いを込め、「飯田市川本喜八郎人形美術館」見学後の感動と共にお持ち帰りいただけたら幸いです。

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飯田市川本喜八郎人形美術館(外部サイト)

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